株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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純粋な思いこそ絶対的な付加価値だ!

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

 

早速、仕事に関係のない話ですが、

ワタクシ、日本プロ野球をこよなく愛する身としまして、

この度の

元盗塁王。巨人の藤村大介選手が戦力外となってしまった見出しに、

特にワタクシは、彼には、

高校野球の頃から目を付けておりまして、

毎年、今年こそはと活躍を願っておりました、

隠れ藤村ファンでございましたので…

なので・・・本当に残念で極まりない。。。

 

プロの世界で活躍し、

球団から戦力外を言われることなく、

自分から引退を決断できる選手は、ひと握りで、

皆が知らない所で、大概の選手たちは、チームに残りたくても残れない。

野球を職業にしたくても出来ないという境地に、

僅か20代の頃に立たされてしまうといったケースがほとんどだ。

 

この度、戦力外となってしまった藤村選手は、

高卒ドラフト1位で巨人に入団し10年目。

歳は若く、まだ28歳で、一時はレギュラーとして盗塁王も獲った実績もある。

これといって故障をしたわけでもなく、

おそらく他球団で活躍の場を見い出す事は出来たであろうが、

戦力外を言い渡され、彼がとった決断は、「引退」。

 

なんで引退するんよ!他球団で続けることも出来たろうに・・・と、私の心の叫びもむなしく・・・

ただ、

その「引退」を決断した理由が、すこぶる泣けた。。。

 

 

「他のチームのユニホームを着て、ジャイアンツを敵に回して戦うイメージが、自分にはどうしてもできなかった。」

「ずっと一筋でいたかった・・・」

 

 

 

 

 

 

ありがとう(ToT)/~~~藤村くん(T_T)


いやいや。なんでワシがアリガトウ言わなアカンのだ!

しかしながら、それを聞いて巨人が球団職員としてのポストを用意したというから、それも粋である(*^-^*)

 

 

彼が小学校時代に書いたという作文を見つけた。。。

 

 

 

作文

 

 

 

ドラフト1位で巨人

盗塁王

最後のホームランを打つことは出来なかったけど、

夢の大半を叶えてたんですね。

 

そら引退を決断する理由もわかるわな。。。

いい選手だったのにな~~

しかし、

子供の頃から巨人一筋なのはわかるが、

盗塁王を獲ったとは言え、プロの一軍で、本格的に活躍した年は、

僅かに1年。

一軍に上がれないヒトのほうが多いので、

この1年を、どう捉えるかは人それぞれだが、

実績に乏しいながらも、彼は随分と巨人ファンから愛された。

私もその一人で、

では、

経営者的な立場で、その理由は何だったのかを考えてみることにした。

 

 

まず一つに言えるのは、私が会社を設立した17年間という、

どちらかと言えば、まだまだ短い期間の中ではあるが、

設立当初から見ても、時代が大きく移り変わったような気がしている。

例えば、私共の仕事に例えるなら、

物事の選択に対する価値基準が、

「物的充足」から、「心的充足」へと変化しているように思うのが典型で。

会社設立当初の私の20代は、とにかく少ないお客様を、

確実に顧客にしたいと、とにかく必死だったわけだが、

当時は目に見える価値にのみ対応出来れば、(つまりテクニックだけを磨けば)

一時的に売り上げを確保することも出来た。

しかしながら今は、モノと言うよりかは、

心を満たされていない時代のように思うわけで、

どちらかと言えば、販売の技術、テクニックを磨いた20代の頃と比較し、

お客様の心に直接訴える、

つまりは、

「思い」を語る力を有することが必要となっているように思うのだ。

一時期、

「エモーショナルマーケティング」のような、

お客様の感性に訴えかける、小手先のテクニックがもてはやされたりしたことがある。

私もそれを学んだひとりだが、

個人的に思うのは、そんな時代は終わってる(ちょっと極端だけど…笑)

私が思うに、

大切なのは、テクニックではなく、

心から湧き上がる、「純粋な思い」だ。

そして、その「思い」から生まれる「言霊(ことだま)」を、発する力を、

我々スタッフや、または他業種で言えば営業マンが持たねばならない時代と思う。

 

それこそが、お客様の心に響く、「絶対的付加価値」であり、

お客様の心を満たし、他社との差別化を実現する最大の営業戦略だというのが、今の私の考え方。

 

ただし、これはテクニックを学ぶより、

当然に難しい。

先程の藤村選手が二流選手(この言い方はちょっと失礼ですが)にもかかわらず、

私を始めとした巨人ファンから好かれた理由もこれと思う。

彼はとにかく巨人を愛し、何より、自分自身が大の巨人ファンであった。

その証拠に、

前述の引退理由があるわけで。

彼は、巨人を愛し、巨人が好きという、

心から湧き上がる純粋な思いから生まれる、「言霊」を多く発している。

その、純粋な思いが、私を始め、巨人ファンの心をわし掴みにし、

多くのファンから2軍選手であるにも関わらず愛された。

これが、実績に乏しかった藤村選手でも、

私を始め、巨人ファンから、彼が愛された理由だったのかなというのが、

私の解釈である。

そう思うと、

「我が巨人軍は永久に不滅です!」

という名言を残して引退した、

私が尊敬してやまない長嶋茂雄は、

その最たる例だったのだと思うのですが。。。

 

ちなみにですね。。。

こんなコト言うと気持ち悪いんですけど、

私は社長ですから、ある意味当然なのかもしれませんが、

基本、ミヤモト家具のファンなんですよね~~ 自分!(ホンマに気持ち悪いわっ!笑)

新入社員であれば、

それが、最初は部署ごとであっても、店舗ごとであったとしても、

「自分の配属されている部署が好き」

「自分のいる店舗が好き」で、

それで最初は十分だと思うんですよね。

そこが最終的に、「ミヤモト家具の製品が好き」「ミヤモト家具が好き」となった時にですね、

その純粋な思いから生まれる言霊を発することで、

弊社のファンでいてくれる、本物のお客様の心に響く、

「絶対的な付加価値」を生むのだと、

そんなふうに思うわけ。

当然、これには、いろいろな要素がかみ合わないと難しいのですが、

 

こんな話をするとですね。

なぜ私が、まだ20代である専務を、専務というポジションに据えたのかが、

お客様から見れば分かるのではないでしょうか(*^-^*)

 

 

さて、そろそろ帰ろ。

きょうもイイ壱日でした。

ミヤモト家具のファンであるというお客様に接客するとですね。

ホンマに心満たされるんですよね~~

最高です!ワシもファンやから(気持ち悪い!笑)

 

 

あしたも頑張ろ!(^^)!笑

 

それでは皆様。

 

 

 

000

 

 

 

きょうも笑顔で

 

 

 

2017 10月 ミヤモト家具内定者懇親会 1

 

 

 

ごきげんよう(*^-^*)

 

 

 

株式会社ミヤモト家具

https://www.miyamoto-kagu.net/corp/

INTERIOR SHOP MIYAMOTO

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Vintage Factory

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SOLID FURNITURE STORE

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代表取締役  宮本  豊彰

 

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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