株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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プロフェッショナルとは…

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

きょうは、ミヤモト家具の神髄とも言える

「プロフェッショナルとは…」

と題してお送りさせて頂きたいと思います。

実はワタクシ、昨日まで九州は福岡県、佐賀県と、出張に行ってまいりました。

かれこれ設立当初から数えて、この地は何度も足を踏み入れた、思い出の場所でもございます。

とある場所に行ったとき、私は10年前の事を思いだしました。

会場を歩いていると、

 

「社長!宮本社長!!!」

 

と足って追いかけてきた、中村さんという営業マン。

当時はこの地に、何処に何があるのかといった事も把握できず、試行錯誤の出張時代。

中村さんは、そんな自分に、いろんな人を紹介し、いろんな情報を教えてくれました。

レンタカーを走らせ、気が付きましたが、おおよそここあたりに何があるのか?また、誰がいるのか?

意外にナビも必要としないくらい、福岡~佐賀の土地に詳しくなったのも、彼がいたからとも思います。

お蔭様で、今回の出張は、これまでにないくらい、実りある出張になりました。

その要因は、専務を始め、ミヤモト家具のスタッフが、自分がいなかろうと、しっかりと店内業務や戦略を実行していることを、よく分かっているから。

だからこそ私は、前もって準備をし、

この出張に出る事の目的を、そして少なくとも、ここまでは形にして帰るぞ!!という固い意志の元、目標を持ってこの地に降り立ったことであるからと思います。

いわば、今回の出張が成功したのは、ミヤモト家具のチームプレイが功を奏したと言えるし、

そこまでの実行計画を確実に遂行できたのも、当時の中村さんをはじめとした諸先輩方の助けがあり、自分に「経験」と言う武器をくれたからだと感じています。

 

そんな自分が、当時の中村さんを見て振り返り、思った事をこのブログで綴りたいと思いました。

私は当時彼を見て、思ったことです。

この仕事が、本当に好きなんだな、この家具業界が、そしてお客様や仲間との関わりに、本当にやりがいを感じ、情熱と誇りを持って取り組んでいらっしゃる方なんだな。

 

 

 

私の設立当初。

周りからは散々な事を言われたものです。

「個人で家具屋なんてしても、家族を養っていけないぞ」

「量販店とじゃ勝負にならない」

「家具は今じゃ家の中に備え付けてあるのが一般的。家具屋はいずれ淘汰される」

「違う業界で働いた方がいい」

そんなことまで言われました。

そんな中、中村さんを見ていると、この業界にも、とても未来があるような気がして、自分は当時とても勇気づけられたのを思いだし。

自分が、会場を歩いていて、大声で呼び止められた10年も前の事が、今も鮮明に思い出され、思わず中村さんがいないのかなと振り返り…。

しかしながら、

歳をとって、すっかりオジサンになった中村さんと逢う事は、実はもう二度と来ない事を知っています。

 

 

何故なら彼は、亡くなってしまったから…。

 

 

この出張中。

私は数人から、彼の話をされました。

中には、涙ぐんで話す人。

それから、当時を振り返り、とても楽しそうに話す人。

しばらく忘れておりましたが、

私も久しぶりに彼の事を思い出しました。

そしてあの時を振り返り、今になって思うコトがございます。

 

 

彼は、プロフェッショナルだった。

 

 

私の尊敬する経営者の一人であります、長野県の中央タクシーの創業者、宇都宮会長はこう言います。

「どんな仕事だって、それを尊いものに出来る。自分の力で、自分の熱意で、自分自身の仕事を尊いものに出来るヒト。

それをプロフェッショナルと言うのです」

うん、全く同感です。

先日の幹部会議にも、ワタクシこの話をしましたが、

ヒトによっては自らの職業を卑下して、

「やりがいの無い仕事」

「誰にでも出来る仕事」

というヒトもいます。

自らの会社を否定して、

「どうしようもない会社」

「ダメ会社」

というヒトもおります。

しかしながら一方で、与えられた仕事仕事に精一杯の情熱を傾け、それを「尊いもの」に変えるヒトもいます。

そして、自らの仕事が「尊いもの」であることを証明し、熱く部下や社員に語る上司、リーダーがいる。

中村さんは、まさに、後者のそんな家具業界のリーダーであったと思うのです。

そして当然のことながら

 

sutu-ru

ワークショップ 富山 石川県 家具屋5

ワークショップ 富山 石川県 家具屋3

工場長

納品事例コンテスト4

スローガン会議

ロバスト14

 

情熱 ブログ用

製品会議5

 

 

弊社の家具を購入頂きましたお客様や、そして自分たちが、幸せを実感し、笑顔になる為に…

 

 

akio 父さん

茂

 

 

スタッフ全員が、

絶対にプロフェッショナルにならねばと思います(*^_^*)

 

あの時の中村さんの働きぶりを思い出し、宇都宮会長の言葉とが重なります。

 

中村さん。本当にありがとう。

 

いつか自分が死んでからも、天国で笑って家具の話が出来るように…

自分!頑張りますわ(^-^)

 

本日は、「プロフェッショナルとは…」

と題してお送りさせて頂きました。

長々と想いで話にお付き合いいただきましたブログをご覧の皆さま。

本当にありがとうございました!

スタッフ皆で、プロフェッショナルを目指すでっ!!!

それでは皆様。ごきげんよう(*^_^*)

 

ミヤモト家具

INTERIOR SHOP MIYAMOTO

https://www.miyamoto-kagu.net

Vintage Factory

https://www.vintagefactory.jp

 代表取締役 宮本  豊彰

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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