株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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10年後の未来を据えて…

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

先ほどまで本店にいて、さて、今から仕事をしようと戻ってきたのですが、

昨日の専務の素晴らしい内容のブログに触発されまして(笑)、今日は書くはずも無かったブログを、書き始めることに致しました(どうせ10回更新せなアカンしね!)。

 

今から15年以上も前の話です。

私は20代も半ば。

オヤジが死んだのは10代も後半の頃でした。

私は何をさせても中途半端なヤンチャな男でして、

これと言って自慢できるようなこともまるでなく、

それでいて、

つまらない(いや、しょ~もないと言えばよいのか)、チンケなプライドを振りかざした、絵にかいたようなお馬鹿者でございました。

オヤジが死んで良かったというのは、かなり言葉に語弊がありますが、

私が変わろうと努力したのはその頃が最初でして。

私はサラリーマンを経験し、無我夢中で働きました。

あまりに私がよく仕事をするので、

まわりの同僚から、こんな事を言われたことがあります。

 

 

「お前がそんなに仕事をしていたら、自分たちがサボっているみたいやんけ!そんなに頑張るなよ!」

 

 

そのころからか、なんだか一生懸命に仕事をしていたら、皆に迷惑なのかな?

そんな事を思いながら、仕事をするのが、なんだかむなしく

ただ、同時にそのころからでしょうか。

自分が一生懸命に仕事をすると、

感謝してくれるお客様や、

24のとき、

社長賞を貰って、封筒に入ったお金を握りしめ、

私の下で働いてくれていたスタッフや、パートさんに、

均等割りしたお金を手渡すと。

すると、

「もう何年も働いていて、こんな事をしてくれたのは、支配人が初めてです。」

と言いながら、何度も何度も年上のスタッフの方から頭を下げられた。

 

「みんな頑張ってくれたから貰えたんだ!僕が貰ったんじゃないから」

そういって、頭を下げられるスタッフに

よしてくれと頼んだ。

私のいた部署は、ちょうど、今のミヤモト家具の総勢スタッフほどの部署だったので、言うても、皆で割ると、1万円にも満たない金額だ。

しかしながら、

喜んでくれたスタッフを見ると、頑張って仕事してよかったと思えたし、

お客様からも、

よく、子供ができました!なんて報告の写真や、

海外旅行に行ったと、お土産を買ってきてくれるお客様もいらっしゃったり、

あの頃、

今まで感謝されることが無かった自分には、

そんな些細なことが嬉しく、

初めて、自分のような男でも、必要としていただける嬉しさに、

私は仕事をし始めて、最初の喜びを感じました。

 

私はサラリーマン時代、

当時もっとも若くして出世した。

若さゆえに、悔しい想いも沢山したが、

どちらかというと、良かったと思えることが多かったので、

新卒で入社し、まだ20代も後半の杉木を専務に据えることも、

入社二年目のノブを支配人にすることも、

全くもって抵抗が無い。

よって、

これからも、私は実力もさることながら、

会社理念を理解し、スタッフを巻き込むパワーと、マインドが高い社員を、中心メンバーに添えていきたいと思っている。

なのでさりげなく、私は皆のブログも、

実は毎日欠かさず、チェックしている(笑)

見ると、マインドの高さが大体わかるし、

部門別懇親会やその他飲み会を、多く企画していることも、

大体皆の前で発言する内容を聞けば、

毎年、社員も増員していく予定の弊社において、

誰に権限を委譲していけばよいのかもわかる。

昨日の専務のブログを見て、私はそのマインドの高さに、改めて感動した。

 

今月。またひとり、新しいスタッフが入ってきたし、

9月には2人の新人と、来年4月には新卒も、予定では2名増員する。

私は、誰に何を言われようと、お客様に愛される会社にして行く為に、この事業を前に進めることしか頭にない。

そんな事が、楽してできるはずも無いし、

この先の10年。事業が完成形に近づいたころ。

私はもうオッサン(ジイさんかもしれない)が、その時に脂ののった仕事ができるメンバーは、

今の中心メンバーであり、これから入ってくる世代であることは間違えなく、

もしもそうなったときには、

自分が身を削って働き、前に進めてきた価値があるというものだ!

 

 

「昔は大変だったんだぞ!」

 

 

なんて専務が言う頃が来たとするならば、

私は心おきなく引退したいと思っている(ジイ様ご用達の喫茶店をオープンし、宇戸爺さまと昆布茶を楽しむ!笑)

更にうちの息子が2匹。

20年後に平社員で入社する!!!笑

 

そういえば昨晩遅く、

ビーラインの大坪社長に、またまたサシ飲みに誘われたので

ちょうど、そんな未来の話に花がさいた。

空(空港)と陸(駅前)を、すし屋(とやま鮨)で固め、郊外には手羽壱を、そして今話題のゴッゾーネが大ブレイクしている彼は、今もすでに新しい事業店舗を作っているようだ。

派手な活躍を続ける大坪社長に対し、宣伝広告もせずに、地味にも見えるミヤモト家具(笑)。

しかしながら…

 

 

 

 

きっと、10年後の未来は、ミヤモト家具が優っていると思っている(どんだけポジティブよっ!笑)

 

最後にはカメが勝つのだと、歴史が物語っている!(それはフィクションの世界だろ!笑)

 

すまんね…

 

 

 

 

 

ビーライン大坪社長

 

 

大坪社長!

(またまたネタに使ってしまってごめんよ!笑)

 

 

どうか皆様。

ミヤモト家具の未来に、今後も乞うご期待くださいませ!

 

 

それでは

 

 

皆様、ごきげんよう(*^-^*)

 

 

 

株式会社ミヤモト家具

INTERIOR SHOP MIYAMOTO

https://www.miyamoto-kagu.net

Vintage Factory

https://www.vintagefactory.jp

Interior Proshop LOWVE

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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